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時田歯科クリニックの歯科治療
NEWS

06.03.24 TODAY 審美修復-前歯のCR修復のケース

06.01.06 TODAY 審美修復-セラミックを用いたケース

時田歯科クリニック
〒123-0845 東京都足立区西新井本町4-1-2
TEL. FAX 03-3856-0188

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ドクターズファイル
 

時田歯科クリニックの日々の記録の写真

日々の記録日々の記録

[ 2013年12月のバックナンバー ]

年末年始の休診のお知らせ

2013.12.31[Tue]


■平成25年12月31日〜平成26年1月5日 休診させていただきます。

■今日は12月31日、午後6時30分。医院にて事務仕事をしていました。今年も何とか終えることが出来、新年を迎えることとなりました。

患者さん方、技工所さま各位、業者さま各位、そして何よりスタッフ各位、一年間お世話いただきありがとうございました。心より御礼申し上げます。

歯科医療を取り囲む環境は年々劣悪な状況を増していますが、歯科医師のポリシーを失うことだけはしたくありません。堂々と患者さんと向かえ会える医療を提供し続けたいと考えております。

新年は路線変更の予定はなく、充実と安定を目標に、患者さんとスタッフへ還元させる予定でおります。

おっと!明日は区の休日応急診療の当番医です・・・。

現在治療中のケース-上顎洞閉鎖術・歯槽骨造成手術・GTR #2

2013.12.26[Thu]


■本日は、2013.8.1[Thu]にUPさせて頂いた「現在治療中のケース-上顎洞閉鎖術・歯槽骨造成手術・GTR」の続編です。
上顎洞閉鎖術と欠損部歯槽骨造成手術及びGTRの術後は、順調に5ヶ月間経過ししました。途中、歯肉の裂開を認めましたがリカバーいたしました。

1-2:
術前のCT診断画像
3-4-5:
術中です。不良肉芽を除去し健全な組織を露出させます。次に、骨と歯肉の形態を整えます。自家骨及び人工骨を埋入し膜を設置しまして縫合です。
6-7:
約5ヶ月後、型とかみ合わせを採取しました。
完成した右上F65CBブリッジ。製作はオーリアラ、吉澤先生。
8-9:
装着時の様子です。

これで上顎の処置がほぼ終わりました。患者さんの表情には安堵感が見られるようになりました。
様々な患者さんの苦労を上回る術後を提供しなければなりません。気を緩めず進行します。

歯科治療は様々な「治療レベル」が存在しています。このことが患者さんを混乱させています。
私は「家を建てる」ことに例えて説明します。本ケースは「痛んだ基礎から再生し、上物を再建した」となります。

こういった歯科治療は時間と費用が掛かります。私どもでよろしければお手伝いさせて頂きます。ご連絡ください。

プチ取材

2013.12.24[Tue]


■12月に入った頃、医院に一本の電話がありました。聞けば「歯医者ガイド」www.haisha-guide.jp というサイトの運営会社から。御存知かもしれませんが歯科医院検索サイトは数多くありまして、歯医者ガイドさんはトップを目指しているとおっしゃっていました。

医療機関の検索サイトはどれも表面的な内容に終始しているものが多く、患者さん方が必要とする内容が乏しいように思います。時々同様の連絡をいただきますが基本的にお断りしてまいりました。

今回は、「歯医者ガイド」さんの掲載希望を頂き、受諾いたしました。取材のため来院され、「きちんと話を聞き撮影します」というのがその理由。他のサイトも最低このくらいはやって欲しいものです。
こちらのサイト、良いかもしれません。

現在治療中のケース-歯性上顎洞炎 #1

2013.12.19[Thu]


■上顎には目と鼻と歯槽に囲まれた部分に「上顎洞」が存在しています。ここに炎症が発症すると「上顎洞炎」と診断いたします。原因は鼻腔からの感染及び歯周病や虫歯による感染などです。

今回のケースは歯周病と歯根から感染した上顎洞炎のケースです。

1:右上5・6番が原因歯です。5番は保存不可能のため抜歯済みです。一見、異常なく見えますが・・・。
2:歯肉を開けてみますと6・7番の歯槽骨は強度な骨吸収を認めます。また、6番の3根の間に存在する骨は根尖まで吸収しています。ここが上顎洞と交通しておりました。6番は事前に根管治療を済ませております。
3:内側の状態です。
4:根面を含めデブライドメントをいたします。自家骨を採取し骨整形も実施します。人口骨を埋入しメンプレン(膜)で覆います。
5: -CT画像- 右上顎洞の横断面像。6番部に炎症性骨欠損。
6: -CT画像- 同部縦断面像。
7: -CT画像- バノラミック像。上顎洞底の交通と洞粘膜の炎症性肥厚を認めます。

歯性上顎洞炎は、歯周病や根の感染が進行し、根の破折が原因の場合も存在します。日常診療で頻繁に遭遇します。

発症を防止するには確実な歯周病治療と根管治療が必須です。一日も早く保険診療で実施可能となることを切に望みます。

現在治療中のケース-歯槽骨造成手術 #4

2013.12.12[Thu]


■こちら「TODAY」では、実際の患者さんの治療の様子をUPさせて頂いております。
本日は、2013.7.25[Thu]にUPさせて頂いたケースの続編です。右下76番の欠損。歯槽骨は強度に吸収しています。

☐全体の治療計画は、
@欠損部をGBRにて骨造成
Aインプラント埋入
B付着歯肉獲得
C歯冠補綴

☐本日は「Aインプラントの2次オペ」と「B付着歯肉の獲得」の様子です。
1:初診時の様子です。水平・垂直方向とも強度に骨吸収し三角断面様を呈しています。
2:歯槽骨造成後インプラントを埋入しました。
3:本日の様子です。
骨造成及びインプラントは良好に経過しております。
骨膜を残した部分層弁切開にて歯肉剥離。剥離した頬側歯肉は下方へ移動し、インプラント周囲に付着歯肉を獲得します。インプラント上部に角度補正のためのアバットメントを装着します。
4・5:先日お伝えした歯肉代用材「Mucograft」を設置。歯肉の厚さを獲得します。ヒーリングアバットメントを装着し歯肉の治癒を待ちます。

骨造成・インプラント埋入・付着歯肉形成と様々な手技を要したこちらのケース。後は歯冠補綴で治癒を迎えます。Tさん、ゴール間近ですよ。

確実な治療のために-ユニバーサルサージガイドとMucograft

2013.12.7[Sat]


■「確実な治療のために」シリーズ、本日はインプラントと歯肉代用材料のご紹介です。

□Universal SurgiGuide System
インプラント埋入は骨のドリリングを伴いますがリスクを伴う行為です。
そのリスクを低下させるために、事前にCT撮影を行いコンピューター上で埋入するインプラントの三次元の位置を決定します。
次に、決定した位置どおりにドリリングするためにドリリングガイドを作成します。これが「サージカルガイド」です。
厚めのマウスピース様の形状でして歯列に嵌めて使用します。ステンレスチューブでできたドリリング孔が設定してあり、この孔の位置はコンピーター上と同じになるわけです。
Universal SurgiGuide Systemはこの誤差を0.1mm単位で設計した製品です。現在市販されている同様の製品の中で最も高精度のガイドです。

□Mucograft
Osteoheals社の真皮欠損用歯肉代用材です。
歯周外科では歯肉の長さが足りない、厚さが不足することが発生します。歯肉を切開し延長する方法が取れない場合や歯肉移植が出来ない場合に用いるのが歯肉代用材(コラーゲン製材)です。
国産の製品を含め世界には幾つかの製品が市販されていますがMucograftの2層構造は予後に優れており私はよく使用する製品です。

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