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時田歯科クリニックの歯科治療
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2024.09.19 審美修復-インプラントを使用したケース#3

2024.08.10 夏季休診のお知らせ
8月10日(土)〜8月15日(木)

時田歯科クリニック
〒123-0845 東京都足立区西新井本町4-1-2
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【時田歯科クリニック】の症例

症例症例

再生医療

歯周病が進行するにつれて、歯を支える歯槽骨などの歯周組織は破壊されてしまいます。
一般的な歯周病に対する治療方法では、進行を抑制するまでのことが多く、完全な組織の回復には中々至りません。 このような場合に歯周組織再生療法で対応致します。ただし、重度の歯周病では適応不可の場合があります。

歯周組織の再生療法の成否
1.歯周組織吸収の度合い

歯周組織の吸収の程度は、P1(軽度) P2(中等度) P3(重度・抜歯)により分類されています。この内、再生療法の適応はP1(軽度) P2(中等度)までとなっています。 また、歯根周囲の歯槽骨の消失状態から1壁性・2壁性・3壁性といった分類が用いられます。

2.患者さんのセルフケアーの状態

歯周炎が発症した原因の中で、最も大きな影響を及ぼすのが歯周病菌です。従って、患者さんによるセルフケアーの確立が再生療法の大前提です。

3.歯科医師のスキル

外科処置の中でも口腔内の処置はマイクロサージェリーに該当します。診断・知識・技量・経験・理念などの歯科医師のスキルは当然ながら成否を左右します。

4.使用する医療用材料

移植用の人工骨又は自家骨 同じく移植に用いる自家口腔粘膜 人口骨(顆粒状)を一塊にまとめたり治癒を促進するのに用いるCGF・PRPなどの自己血成分メンブレンと呼ばれる骨と粘膜の間に入れる膜 歯周組織の再生を即すエムドゲインやリグロスなどの専用医薬品などが用いられます。

エムドゲインとリグロス

現在、一般的な医薬品として「エムドゲイン」および「リグロス」が挙げられます。
「エムドゲイン・ゲル」の主成分は「エナメルマトリックス」と言い、ブタの歯胚組織から作られたタンパク質の一種です。 一方、リグロスは本来、褥瘡に対する治療薬ですが、歯周組織への再生能力を有することが分かり、近年承認された医薬品です。
「エムドゲイン」「リグロス」共に、局所麻酔をしてから歯ぐきを切開し、歯の根にこびりついた歯垢や歯石を取り除いてから、骨が失われた箇所に塗布します。 エムドゲインは、歯が生えてくる時と同じような環境を再現させて、歯周組織の再生を促します。リグロスは作用機序がやや異なりますが、同様に歯周組織の再生を促します。
エムドゲイン・ゲルによる治療は世界40カ国以上で行われており、安全性が高く、日本国内でも2002年に厚生労働省に認可されています。リグロスも同様に国内承認された医薬品です。 近年はエムドゲインにとって代わり、リグロスが使用されるようになってきました。
歯周組織再生療法に限りませんが、術前のセルフケアーの確立が施術の前提です。 また、これらの医薬品さえ用いれば歯周組織の再生が成立するわけではありません。 エムドゲインおよびリグロスは自由診療のため、すべての治療費が自己負担となります。

インプラント

インプラントは、歯を失った部分に「インプラント体」と呼ばれる人工歯根を埋め込み、そこへ人工歯を固定させる義歯治療法です。
今まで義歯といえば入れ歯やブリッジが一般的でしたが、最近はインプラントを選択する患者さんが増えています。
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審美

制作中

吸着性総義歯

この総義歯は吸盤のように顎に吸い付かせることで安定します。脱離や浮きを防止し「何でも咬める状態」を目指します。一般に下顎が不安定な方が多く見受けられますが、これは舌があるために吸着が破綻しやすいためです。何年後かの口腔の変化やトラブルに修理対応できる設計しておきます。
画像 最初の型を採取し、患者さんごとに専用トレーを製作します。
画像 製作したトレーを用いて義歯の周辺部にあたる部分をシールしていきます(緑色の部分)。頬・口唇・舌などの周囲軟組織の生理的な動きを妨げず、かつ僅かな空気の進入も発生しない様に慎重に進みます。仕上がると、この時点で顎に吸着します。手で引っ張っても頭部が持っていかれる位の吸着状態を確認します。
画像 周辺部分の型が終わり、中心を含めた最終の型を採取し再度吸着を確認します。これで型取が終わりです。
画像 完成した顎の精密模型です。これを使用して先の作業が進みます。
画像 かみ合わせを採取します。上下の顎および頭部との3次元的な位置関係を求めます。
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得られた顎の「精密模型」と「かみ合わせ」を基に、歯を排列したテスト用のロウ義歯を製作します。 実際に口腔内に装着し、歯の排列状況などを確認します。必要があれば修正を加えます。
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装着前に微調整を加えて完成です。
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装着した状態です。手で引っ張っても外れません(一定の外し方があります)。実際に使用して戴き粘膜の被圧変位量の違いにより発生する「あたり」を調整していきます。通常、3〜4回程で落ち着きます。

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