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[ 2018年06月のバックナンバー ]

現在治療中のケース - 上顎の骨幅を再生しインプラント補綴せよ #2

2018.6.24[Sun]


■本日は、2018.2.22[Thu]にUPいたしました、「上顎の骨幅を再生しインプラント補綴せよ #1」の続編をご紹介させて頂きます。

□上顎の左右臼歯部、4番〜7番の欠損しているこちらのケースの特徴は、
「インプラントの埋入には、骨の幅と厚さ、共に不足している」こと。つまり、そのままではインプラントの埋入が困難なケースです。

□そこで、事前に骨の造成を実施、人工骨の成熟を待ち、その後埋入を実施します。

2018.2.22[Thu]のUP
1 : 術前の左上4番〜7番。骨造成に入ります。
2 : 人工骨を埋入し、チタンメッシュプレートで患部を被覆します。
3 : 縫合です。
4 : 数か月を経て、チタンメツシュの取り出しのための2次手術です。骨のボリュームは予定どうり造成できました。

本日のUP
5 : 患部の成熟後、いよいよインプラントを埋入します。
6 : ここからはレントゲン画像。
向かって右の矢印の部分は縦方向に骨が足りません。鼻腔の横に存在する上顎洞の底部を、内側性の骨造成により挙上し、インプラント埋入に必要な骨ボリュームを獲得します。
7 : 上記画像3・4のレントゲン画像。チタンメッシュ(金属性)が確認できます。
8 : インプラントの埋入に先立ち、上顎洞挙上術を実施した直後の確認レントゲンです。白濁した山なりの部分が人工骨が埋め込まれた部位です。
9 : そして、インプラント本体を埋入しました。
赤矢印 : 骨により挙上されて部分
青矢印 : 埋入後のインプラント本体

大まかな手術回数の目安は以下のようになります。
@ 上顎洞の挙上手術+インプラント埋入 ⇒ 1回手術
A 歯槽骨のボリュームアップ+インプラント埋入 ⇒ 1〜2回手術
B @Aの両方を要する+インプラント埋入 ⇒ 2〜3回手術

成功の秘訣は、事前の診断と治療計画です。そして、何より、患者さんへの説明とその理解が成否を分けると言えます。

ただいま治療中! - 絶対に抜歯したくないので保存せよ。

2018.6.10[Sun]


一見するとやや腫れているだけに診える右下5番と6番の歯間部。しかし、歯周基本検査とCT検査のポケット測定値は11mm。しかも、近心根はほぼ完全に露出しています。
患者さんの意向は「どうしても抜きたくない!」。私「・・・」

幸い、内側(舌側)の骨は残存していますので、「骨が再生する可能性は40%です。どうしますか?」「施術ねがいます」ということでオペを実施いたしました。

1 : 右下5番・6番の歯間部は慢性炎症を認めます。歯周ポケット測定値は11mm。学問上は抜歯の対象でした。
2 : 歯肉を剥離した状態。近心根の周囲の歯槽骨は消失しています。事前に右下6番の神経の処置(抜髄)を実施済みです。
3 : 舌側に残った骨からの血液供給だけでは再生は失敗します。そこで、去年科研製薬より発売された歯周組織再生剤「リグロス」を使用しました。
患部を整えまして、自己血由来CGFと人工骨を混合します。リグロスを患部に塗布後、混合骨を埋入しました。更に、骨の分散を防ぐためチタンメツシュで被います。

実施後数カ月が経過しました。近日中にチタンメツシュの除去を目的に2次オペを予定しています。

■お断り
本ケースは本来の医学的な適応から外れています。抜歯となる可能性など、そのリスクを了解の上実施しています。

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