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時田歯科クリニックの歯科治療
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06.03.24 TODAY 審美修復-前歯のCR修復のケース

06.01.06 TODAY 審美修復-セラミックを用いたケース

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時田歯科クリニックのコラム

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歯周病の症状について

歯周病はサイレントディジーズ(沈黙の病気)とも呼ばれるように、自覚症状に乏しいです。

気付いたら重症化していることが多いのはそのためです。

けれども実際は、進行度に応じて特徴的な症状が現れます。

今回はそんな歯周病の症状をわかりやすく解説します。

軽度の歯周病の症状

軽度の歯周病である「歯肉炎(しにくえん)」では、歯茎の腫れやブラッシング後の出血などが認められます。

文字通り歯肉(歯茎)だけに炎症が生じている段階なので、それほど強い症状は現れません。

ただ、ご自身の歯茎を毎日チェックしていただくことで、その変化に気付くことができるかと思います。

ブラッシング後の出血は、歯ブラシに血液が付着するため、比較的自覚しやすいといえます。

主に30歳くらいまでの世代に生じます。

中等度から重度の歯周病

歯周病が中等度から重度にまで進行すると、「歯周炎(ししゅうえん)」へと移行します。

歯肉だけでなく、歯根膜や歯槽骨といった歯周組織全体に炎症が広がった状態です。

歯周炎では、歯茎が下がり、歯根面が露出します。

その結果、歯が伸びたような変化が見て取れます。

また、噛んだ時に違和感や痛みが生じることもあります。

その他、口臭が強くなる歯茎に膿のかたまりが生じるなど、さまざまな症状を呈するようになります。

顎の骨が破壊され、歯がグラグラ揺れ動くようになったら、いよいよ歯周病の末期だとお考え下さい。

場合によっては抜歯以外の選択肢がなくなります。

早期発見・早期治療が重要

上述したように、歯周病にはたくさんの特徴的な症状が認められます。

歯周病において、早期発見・早期治療は何よりも重要といえます。

重症化した歯周病であっても、歯周組織再生療法などを実施することで、かけがえのない天然歯を残せる場合もあります。

まとめ

このように、歯周病は自覚しにくい病気ではあるものの、専門家であればすぐに見分けられる症状がたくさん認められます。

そんな歯周病を予防、あるいは早期発見するのであれば、定期的に検診を受けていただくのが一番です。

 

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